
“げんきっず★キャンプ”で体験する子どもの成長と学生の学び
仙台大学子ども運動教育学科(庄子研究室)は、2025年8月23日(土)?24日(日)に国立花山青少年自然の家において、「ふぉれぷれ!げんきっず★キャンプ」を開催しました。20名の募集に対し40名以上の応募をいただき、最終的に19名の子どもたちが参加した本プログラムは、地域からの関心と期待の高さを示すものとなりました。1泊2日の活動は、テント設営や森の探検、野外炊事、キャンプファイヤー、そして沢遊びまで、多彩な自然体験を盛り込んだもの。子どもたちは「自分で作ったカレーがおいしかった!」「テント泊が楽しかった!」と笑顔で振り返り、保護者からも「安心して参加できた」「子どもの成長を実感できた」と高い評価が寄せられました。

学生が主体となり、保育者としての実践力を育む
このキャンプの大きな特色は、子ども運動教育学科の学生8名が中心となり、プログラムの運営や子どもたちの生活サポートを担った点にあります。学生は、火や包丁の使い方の指導から安全管理まで24時間責任を持ち、子どもたちの挑戦を温かく支えました。参加した学生は「宿泊保育の責任の重さを実感した」「日帰りでは学べない指導法を体験できた」と口を揃えます。現職の保育者からも具体的な助言を受け、将来の教育現場で必要な力を実践的に身につける機会となりました。
子ども運動教育学科では、このように学外のフィールドでの実習を重視しており、子どもと直接関わりながら「保育者としての実践力」「危機管理能力」「協調性とリーダーシップ」を育むことができます。

子ども運動教育学科がめざす人材像と学びの魅力
今回のキャンプでは、子どもたちに自立心や協調性、自然への愛着といった教育的効果が見られました。同時に、学生たちは「子どもを24時間預かる責任感」や「お泊まり保育の指導法」を学び、保育者?教育者として大きく成長しました。子ども運動教育学科は、「運動」と「教育」を融合したカリキュラムを通して、子どもの成長を支える専門的な知識と技術を学ぶことができます。さらに、地域と連携した自然体験プログラムや実習を重ねることで、教室の学びを実社会に直結させ、即戦力となる力を養います。
将来、保育士?幼稚園教諭?小学校教諭をめざす学生にとって、このような学びの機会は大きな財産となります。「子どもの成長を支える教育者になりたい」――その思いを実現できるのが、仙台大学子ども運動教育学科です。
最後に――受験生へのメッセージ
自然体験を通して子どもと共に成長し、自らも教育者として力を伸ばしていく。仙台大学子ども運動教育学科の学びは、まさに“実践に強い保育者?教育者”を育てる学びです。あなたも、仙台大学で次世代の教育現場を担う力を育んでみませんか。